あらすじ
評価・感想
戦争の真っ最中、アメリカ軍の捕虜を使って肺を取り除く実験を行うということになった勝呂たち。医者としての彼らの取った行動は・・・罪について考える。
結構読みやすくて面白い話です。結構好きかも知れません。罪のことについて考えたり、人間の心理についてかかれていたりします。
祖母を亡くして一人暮らしとなった主人公・みかげ。途方にくれていたみかげに別に何の関係もなかった男から同居を誘われる。その家には父だった母がいた。
えっと、かなりの良作だと思います。決して同居だからって変なことが起こるのでもなく、ほのぼのとした話。主人公もその周りの登場人物もかなり個性的で楽しく読めた。オススメです。読みやすいです。
キッチンの続き。その男と離れて暮らすことになり、料理の修業も始めたみかげ。その料理の先生の都合で旅行に行くことになる。
なかなか感動できる話だったと思う。それなりに面白みもある。恋愛も少しある。上記、キッチンと同様にキャラが活かされていて、更に上記のように主人公の視点で話を書いているので読みやすさがある。とにかくオススメ。夏休みの感想文などに困っている方、読んでみましょう。いい話です。
キリスト教・士族・友情・愛・生と死――。文明開化の時代、主人公・信夫の生涯を描いた作品。
とても考えさせられる1冊です。生きることと死ぬこと、宗教と愛、そんなのが詰め込まれていてかなりの良作だと思います。少し改行が少なくて場面の変化は読み取りにくい感じがしました。一生に一度は手にとってほしい作品ですね。
同じ中学、高校で交際をするアキと朔太郎。そんな純愛の二人を襲った悪夢・・・アキが・・・
言わずとも知れた傑作。映画化、ドラマ化、漫画化と・・・
私は小説しか読んでいませんが、かなり人の心理状態とかがはっきり描かれていてよかったです。文章も主人公の視点から読みやすかったです。感動も出来た。泣いた。久しぶりに泣きました。オススメできますので読んでみた下さい。
島送りにする罪人を乗せてわたる船・高瀬舟。弟を殺したという今回乗った男はなぜか目が輝いていた。
短くて感想が書きやすいです。私は今回(2004年)の読書感想文をこの作品を選びました。わけは書きやすそうだったから、なんですが。
道徳とかで出てきそうな内容です。割と読みやすいと思います。面白いとか言うのは置いておいて。
主人公・政夫は密かに従姉弟である民子に思いを抱き始める。民子は政夫より二つ年上で母達は認めようとしない。周りからも嫌味を言われていた。そんな生活をしていて、政夫は街の学校へ行くことになって民ことはなれることに・・・そして嫁にだされた民子。そんな中で・・・
純粋な恋愛を描いています。なかなか読みやすいいい作品だと思います。切なさもあって割と好きな部類に入ります。
恋愛の話。かつて交通事故で亡くした主人公の彼氏、その彼氏の弟の彼女。直接的な恋愛でなく、それの感傷(?)といった感じの話。
ほのぼのとしているがいい感じ。読みやすく、話に惹かれる。勧めます。切ない話でたまに読みたくなるタイプです。
ある日、治安の悪い京都の羅生門の下で下人だった男が何をしようか考えていた。その男が羅生門で見たものは・・・
かの有名な作品です。好きな作品ではないです。国語の教科書に載っていたんですが特別面白いものではないです。でも描写の奥の深さや、行動の意味など、かなり深く書いてあって驚くばかりです。描写のすばらしさは今まで読んだ中で一番です。そこらへんの小説とは違って名前ばかりじゃないな、と思いました。