なぁ 俺を乗せってってくれないか
もうちょっとあいつの近くまで
声が届くところまででいいから
俺を惑わす言葉を吐いて
困らせたりしていたね
俺も負けないぐらい惑わす言葉を吐いて
もっと困らせていたのかな
君のせいで流した涙
君のために流した涙
両方をブレンドして
自分の心を冷やしてやりたい
なぁ 俺を乗せてってくれないか
もうちょっとあいつの近くまで乗せてってくれないか
殴るか殴らせるかしてくれよ
想いを込めた言葉まで
嘘だったなんて言わせない
最初から俺を騙したなんて
苦しすぎるから
俺一人で見た夢
君と同じ夢は見れなかったみたいだ
君一人が見た夢
俺はいないんだな
なぁ 俺を少しだけそばに連れてってくれないか
ほんの少しの時間でいいんだ
俺の甘えている心をあいつにぶっ飛ばしてもらいたいんだ
人の心が変わるのはしょうがないんだ
だけどあいつを嫌いになれないんだ
宿ってしまった 淡い希望が消えないんだ
なぁ 俺の想いだけでいいから届けてくれないか
溢れてこぼれた分だけを
寝ている君の枕もとにそっと置いてきてくれよ
なぁ 俺の希望を返してくれないか
恋で失ったものは恋でしか埋められないんだ
だから月の光で照らしてくれよ